聴こえで困っている方、ご家族の方へ

聴こえで困っている方

難聴の中でも加齢性難聴は時間とともにゆっくりと進行し、不便さを感じながらも徐々に慣れていきます。
ある調査では、難聴を自覚してから補聴器を使いはじめるのに7年もかかるというデータがあります。
自分の状況を受け入れるまでに非常に時間がかかり、その間に難聴はさらに進行し言葉を聴きとる力も衰えていきます。

私たちは難聴の問題の本質を音が聴こえなくなることではなく、言葉が聴きとれなくなることによって引き起こされるコミュニケーション障害であると考えます。
会話がしづらいという心の負担はとても大きいものだと思います。
聴こえでお困りの方ご自身とそのご家族、そして周りの方々の負担を軽くするために、補聴器はたいへん役に立ちます。

早めに補聴器を使い始めることで言葉の聴きとりを良い状態に保ちやすくなります。
そうすることで難聴によるコミュニケーション障害を最小限にとどめ、生活や人生の質そのものを高めることにも繋がっていきます。

今までは聴こえがかなり悪くなってから使うと思われていた補聴器。
これからは聴こえのよさをできるだけ保ち、円滑なコミュニケーションのための補聴器へ。
私たちは聴こえでお困りのあなたを支えます。

ご家族の方へ

まずはご本人が聴こえで困っていることへ寄り添ってあげてください。
周りの人が困っているからと、無理やり補聴器をつけてもらってもなかなかうまくいきません。
ご本人の趣味や生きがいについて考え、同じ趣味をもつお友達との会話やご家庭内での会話を楽しむために、「一緒に補聴器について考えてみない?」 と尋ねてみてはいかがでしょうか。

「私にはまだ早い」
「もっと悪くなってからでいい」

こんなふうに言われるかもしれません。
そこで早めに補聴器を使うことで言葉の聴きとりの良い状態を保ち、会話ができることで気分が明るくなり趣味や活動の幅が広がること、そして周りの人たちとコミュニケーションが増えることで毎日の生活の質がさらに良くなることなどを前向きにお話ししてみてください。

ご家族や周りの方々の協力や理解、そして補聴器をお使いになるご本人の「心から聴きたい」という前向きな気持ちが補聴器を使うにはとても大切です。

ご本人が補聴器を使いこなせるように、そして聴こえによるさまざまなお困りごとを解決できるよう、私たちはお一人おひとりとしっかりと向き合います。

聞こえのチェックシート

こんな症状がありませんか?試してみましょう聴こえのチェックシート!

いずれかに当てはまれば難聴の可能性が考えられます。
聴こえの状態を知ることはとても大切なことです。耳鼻咽喉科医への紹介もしていますのでお気軽にご相談ください。

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