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禁忌8項目ってなに?その⑧「聴力測定の結果、500,1000,2000Hzのいずれかの聴力に20dB以上の気骨導差がある」

今回は禁忌8項目の最後、8番目にあります
「聴力測定の結果、500,1000,2000Hzのいずれかの聴力に20dB以上の気骨導差がある」
についてです。

今までの内容より更に難しい言葉や数字が並んでますね。
補聴器販売店で行う補聴器調整のための聴力測定や
耳鼻咽喉科で行われる診断のための聴力検査には
ヘッドホンをつけてそこからピーピーとか
ボーボーといった音を出して測る「気導聴力測定」
耳の後ろにある乳突部という場所に器具を当てて測定する
「骨導聴力測定」というものがあります。
気導、骨導それぞれを測定した結果に20dB以上の差(気骨導差)があれば
今回の禁忌8項目に当てはまります。
dB(デシベル)というのは音圧を表す単位で、聴力測定にもこの単位は用いられ
平均聴力が40dB程度で補聴器装用を検討する基準にもなったりします。

そして次に500Hz,1000Hz,2000Hzです。
Hzは周波数を表す単位で500Hzとか2000Hzなどは
音の高さを表しています。
500,1000,2000Hzは人の会話に多く含まれる周波数帯で
言葉の聴き取りに関わりが大きい周波数帯です。

聴力測定で気導、骨導測定の結果、
500、1000,2000Hzのいずれかに20dB以上の差がある場合は
治療によって改善できる可能性があります。
ですのでこういった場合は補聴器をつける前に
耳鼻咽喉科を受診し、治療が有効かどうかの診断を受けることが
とても大切になります。

というわけで8回にわたり禁忌8項目について書かせていただいたわけですが
難聴や補聴器について色々悩んで考えて、ご家族とも話し合った結果
来店されたお客様にしてみたら、禁忌8項目を確認されてそれらに当てはまったら
補聴器を勧められる前に「耳鼻科でまず診察を受けて来てください」と言われるんですから
驚かれる方も中にはいらっしゃいます。
でもこれを確認しなかったばかりに難聴の治療の機会を逃したり
万が一、事故を起こした時の責任はとても大きなものだと思います。
補聴器は管理医療機器Ⅱに分類される医療機器です。
補聴器という専門性の高い医療機器を取り扱うものとして
補聴器販売前に禁忌8項目を確認し、それらに当てはまった場合は
なぜ診察が必要なのか、理由をしっかり説明して耳鼻科の専門医にしっかりと見てもらう。
そして補聴器が必要な人には安心して使っていただけるように
その人の耳の状態や聴こえ方の把握など、しっかり確認したうえで調整を進めていくことが
大切だと思います。

それでは今回は禁忌8項目の最後、
「聴力測定の結果、500,1000,2000Hzのいずれかの聴力に20dB以上の気骨導差がある」
確認理由などについて香川県の補聴器専門店、  
補聴器専門館 高松店からのお話しでした。