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禁忌8項目ってなに?その① 「耳の手術を受けたことがある」

以前、伝音難聴についてのブログでも少し触れましたが
今回は「禁忌8項目」についてのお話しです。

伝音難聴の大きな特徴の一つとして何らかの耳の病気で
悪くなった聴力は治療による改善が見込めます。
補聴器をつけるよりも先に診断と治療が必要かどうかを知るために
補聴器専門館では禁忌8項目という質問を必ずしています。
そしてこの項目のいずれかに当てはまった場合は
その理由の説明とともに耳鼻咽喉科の受診をお勧めしています。
以下に挙げるのが禁忌8項目です。

「禁忌8項目」

1. 耳の手術を受けたことがある
2. 最近3ヶ月以内に耳漏があった
3. 最近2か月以内に聴力が低下した
4. 最近1か月以内に急に耳鳴りが大きくなった
5. 外耳道に痛みまたは、かゆみがある
6. 耳垢が多くたまっている
7. 聴力測定の結果、平均聴力の左右差が25dB以上ある
8. 聴力測定の結果、500,1000,2000Hzのいずれかに20dB以上の気骨導差がある


これら8つの項目を確認させていただいているわけですが
なぜこの項目に当てはまれば耳鼻科を受診しなければいけないのか
きちんと説明されないと理由まではなかなかわかりませんよね。
というわけで今回からブログをご覧いただいている方にも
禁忌8項目を尋ねる理由をひとつひとつご紹介していきたいと思います。

まず初めに禁忌8項目の1番目にある
「耳の手術を受けたことがある」
についてです。

補聴器を使っていくうえで
イヤモールド(赤く囲んだ部分です)
↓↓↓↓


という専用の耳栓を作ったり、

耳穴型補聴器
↓↓↓↓


を作る際に耳型採取をすることがあります。  
しかし耳の手術を受けたことがある外耳道は変形をしていて  
耳型を採取した後に耳鼻咽喉科の治療が必要になる事故の発生率が  
非常に高くなります。  
さらに手術を受けたことのある耳では手術の傷跡にかさぶたが出来ていることもあり、  
このような状態で補聴器を使っていると傷跡からの  
細菌感染などが起こることもあります。  
このような理由から耳の手術を受けたことがある場合は  
補聴器をつける前に耳鼻咽喉科で診察をしてもらい、耳の状態を確認してから  
補聴器をつけても大丈夫か判断してもらうことが必要になります。  

このように禁忌8項目の確認をすることは  
事故や難聴治療の期間を逃さないための大切なものなんです。  

それでは今回は禁忌8項目の中の1番目にある  
「耳の手術を受けたことがある」  
の確認理由などについて  
香川県の補聴器専門店、  
補聴器専門館高松店からのお話しでした。