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補聴器を使い始めるタイミング

補聴器を使い始めるタイミングについて
ご相談を受けることがよくあります。

「全然聴こえないわけではないし、、、」
「自分にはまだ早すぎる、、、」
「もっと悪くなってからでも遅くないのでは、、、」

などなど。

でも結論から言ってしまえば聴こえに関して困っていることがあるなら
その時が「補聴器をつけるタイミング」なんだと思います。

補聴器を使い始める一つの目安として聴力測定の結果、平均聴力が40dB程度から
着け始めるのが良いというものがあります。
平均聴力40dB程度の聞こえ方がどのようなものかといいますと
1対1の会話ではそれほど不自由を感じないのですが
離れた場所から呼びかけられたり騒がしい中での複数の会話では
聴き取りにくいといったような状況です。
どうですか?思い当たる方が結構いらっしゃいませんか?
難聴としては軽度難聴に当たります。
難聴は平均聴力ごとに軽度から重度難聴に分けられます。
ただこの平均聴力だけでその方が困っている状況や
生活の中でどのような不自由を感じられているかまではわかりません。

難聴の本当の問題点はコミュニケーション障害です。
たとえ軽度難聴の方であってもその方の状況によって
問題は大きく変わってきます。
たとえば現役でお仕事をされている人の場合だと
会議や職場での聴き取りができないと意思の疎通ができずに
業務に支障をきたすだけではなく、対人関係にも影響が出てくることもあります。
軽度難聴だからと言ってその方のコミュニケーション障害の度合いも
軽いわけではありません。

ですからその方が困ったと感じた時こそが補聴器の使い始めだと
思います。
そして難聴は進行するほどに
語音明瞭度と言われる言葉を聴き取る力が下がる傾向にあります。
この語音明瞭度についてはまたいずれブログで詳しく紹介しますね。
明瞭度が下がってしまうと補聴器の効果が得られにくく
音は聴こえるけれど何を言っているのか分からないというような
状況になります。
今の技術では一度下がってしまった言葉の理解力の改善をすることは難しく
下がるのを防ぐようにするしかありません。
そこで言葉の聞き取りや聞こえが良いままを保って
難聴の進行を防ぎ、予防のために早い段階で補聴器を着け
コミュニケーション障害を最小限に食い止める。
これが本来の補聴器の役目だと考えています。

余談ですが私の母が初めて補聴器をつけた時、ベランダの外に鳴く小鳥の声を聴き
今までこのさえずりが聴こえていなかったことに驚き
そして聴こえたことを大変喜んでくれました。
そしてそこから他愛もない会話が続くんです。
こんな些細なことで喜び合えるのもコミュニケーションが
出来るからこそですよね。

補聴器で難聴の治療はできません。
若い頃の聴こえを完全に取り戻せるような万能のものでもありません。
しかし聴こえによるお悩みや苦痛を和らげてくれる
助けに補聴器はきっとなります。

早い段階でつけるほど補聴器の効果は出やすくなります。
聴こえでお困りであれば出来るだけ早めに補聴器を使うことをおすすめします。
難聴でお困りの方々の生活の質、人生の質が高まるように
補聴器を通じてお手伝いさせていただけたらと思っています。

それでは香川県の補聴器専門店、
補聴器専門館高松店より補聴器をつけるタイミングについての
お話しでした。